Kadoさんのブログ

日々のあれこれを綴ります

ウクライナ、東プロシア、ガンダム

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 ウクライナがニュースになっていますが、ウクライナというと『タラス・ブーリバ』を思い出します。17世紀の話ですが。また1月に読んだ東プロシアについての本も思い起こしました。人間はなぜ争うのか、という命題が重く心にのしかかります。息子の話を書き残させてください。

 次男は中学生の時、ガンダムにすっかりはまっていました。テレビで何回も再放送されているのを飽かず見ていたので私も横から覗き込んだのですが、何が何だかさっぱりわかりません。そこで次男に聞いてみました。
私「ねえ、このガンダムって、いったいどういう話なの?」
次男「これはね、お母さん、人はなぜ争うのか、っていうことをやってるんだ。」
私「・・・・(驚嘆)」
 中学生の息子の口からそんな哲学的命題を聞くなんて全く予想外でした。
私「ねえ、じゃあどうして人は争うの?」
次男「お母さんそれはね、お互いの価値観を認めないからだよ」
私「・・・・・・・・・・」
 それ以来、我が家ではガンダムはいくらでも見ていいことになりました。


『タラス・ブーリバ』あらすじ http://d.hatena.ne.jp/nipponica-vla3/20120723/1343039077
池内紀『消えた国 追われた人々』:東プロシアの旅http://lucyblog.hatenablog.com/entry/2014/01/15/223908