Kadoさんのブログ

日々のあれこれを綴ります

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

中川ひろたかの本

子どもの歌のシンガー・ソングライター中川ひろたかさんの本。 『中川ひろたかグラフィティ:歌・子ども・絵本の25年』(旬報社、2003) 『ピーマンBOX:中川ひろたか博覧会』(講談社、2007) 最初の本は自伝的エッセー。本の間に2003年6月5日の東京新聞の…

イスラムについての本

本日8月24日(日)日本経済新聞読書欄コラム「今を読み解く」は、「溶解始まる中東の秩序:歴史探る深い思索必要」と題して次の書籍を紹介していた。中東で現在進行中の変化をとらえ、「こうした時代の根幹を揺るがすような動きを理解するために求められてい…

河合隼雄、柳田邦男、松居直の本

心理学者河合隼雄の本は、子どもたちが小さかった頃あれこれと読みました。岩波新書の『子どもの宇宙』は特に印象深く、「子どもと秘密」の章から『クローディアの秘密』を知り、世界が広がりました。子どもの頃読みたかったとつくづく思い、近くの中学での…

『薔薇の名前』と『百年の孤独』

ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』(河島英昭訳、東京創元社、1990)の上下2冊を読んだのは、手元の版が1991年のものなので、その頃であったらしいです。宗教論争に関する部分は難しくてほとんどお手上げでしたが、殺人事件の謎解きにはどんどん引き込まれ…

阿部謹也の本

阿部謹也(あべ・きんや、1935-2006)の本を初めて読んだのは『中世を旅する人びと』が最初だった。手元の本は1982年の15刷だが、「ティル・オイレンシュピーゲル」の章があるので、R.シュトラウスの同名の交響詩をそのころ演奏したことも、本を手に取った動…

佐藤優の本

これまでに読んだ佐藤優の本を出版年順にリストアップしておきます。どれも刺激的でしたが、『獄中記』が圧巻でした。 『国家の罠:外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社、2005.03) 『自壊する帝国』(新潮社、2006.05) 『獄中記』(岩波書店、2006.1…

米原万里の本

ロシア語同時通訳者として名を馳せた米原万里(よねはら・まり、1950-2006)の本は何冊か読みましたが、手元にあったのは次の2冊。 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川書店、2001) 『打ちのめされるようなすごい本』(文芸春秋、2006) 真っ赤な表紙の…

ユン・チアンの本

夏休みに入り、蔵書を端から整理していると、ユン・チアンの本がでてきました。『ワイルド・スワン』と『マオ』、両方とも上下2巻ずつの大部の作品ですが、一気に読んだのを思い出しました。 『ワイルド・スワン』上・下(土屋京子訳、講談社、1993)は1996…

バランタイン

昨日、Ballantineのウイスキーをいただきました。写真を記念に載せておきます。バランタインの歴史はこちら。http://www.ballantines.ne.jp/heritage/history01.html