チューバの坂本光太さんから、女性作曲家の作品演奏会の案内がきました。ロベルト・シューマンの妻クララ・ヴィーク・シューマンは19世紀の作曲家ですが、ほかは現代日本の女性たちです。5曲のうちC.ヴィーク=シューマンと久保田翠作品は、今年2月の「チューバで聞く音楽の4世紀:坂本光太ソロリサイタル」で聴いたもの。池田萌作品は、昨年12月の「ごろつく息」で聴きました。山崎燈里作品はこれも昨年12月の「第一回 米田恵子国際作曲コンクール」にありましたが、時間切れで聴きそこなったもの。12/24に再演されるので聴きに行く予定。山根明季子作品はサクソフォン、チューバ、エレクトロニクスための作品で、2006年から続く水玉コレクションの曲です。よく練り上げられた魅力的なプログラムだと思うし、坂本さんの演奏はいつも期待以上のものを聴かせてくださるので、きっと素敵な演奏会になるでしょう。
ジェンダーと音楽:『女性』作曲家作品によるレクチャーコンサート
京都女子大学2022年度後期公開講座(教育学科音楽教育学専攻公開講座)
12月17日(土)14:00~16:30
京都女子大学 M校舎(音楽棟) 演奏ホール
◯演奏
- C. ヴィーク=シューマン 《3つのロマンス》Op.22 (1853)
- 池田 萠《身体と管楽器奏者による 序奏、プレリュードと擬似的なフーガ》(2021)
- 久保田 翠《あるチューバについての物語》(2021 / 2022改訂版初演)
- 山﨑 燈里《黒い帯》(2021)
- 山根 明季子《水玉コレクション No.19》(2018)
◯小講座(作曲家4名と坂本による)
出演、演出
坂本 光太(チューバ、発達教育学部教育学科 助教)
日下部 任良(バリトン・サックス)
杉山 萌嘉(ピアノ、シンセサイザー)
長洲 仁美(俳優)
和田 ながら(演出)
定員:150名
入場無料(事前Web申し込み制)
申し込み:https://reg18.smp.ne.jp/regist/is...
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