高橋アキさんのピアノリサイタル、今年も堪能してきました。バッハもシューベルトもアキさんの手にかかるとまるで同時代の音楽に変身するようです。小杉武久、石田秀実の作品は初めてでしたが、いずれもアキさんワールド全開の世界を楽しみました。武満徹作品、そしてアンコールも、この芸術家と同じ空気のなかで生きている倖せを満喫しました。共演の甲斐史子さんもすばらしかったです。
2021.9.6
高橋アキ ピアノリサイタル2021
2021年9月6日(月)豊洲シビックセンターホール■プログラム
♪ヨハン・セバスティアン・バッハ:主よあわれみ給え(マタイ受難曲より“アリア”)BWV 244[編曲:高橋悠治]
♪フランツ・ペーター・シューベルト:ソナタ ハ長調(レリーク)D 840(1825)
♪小杉武久:インターセクション ─ピアノと光電子システムのために─(1983)[技術協力:村井啓哲]
♪石田秀実:Mosses in a Snow Garden(雪の庭の苔たち)(2005)[ヴァイオリン:甲斐史子]
♪武満徹:閉じた目I(1979)
(ヤニス・クセナキス:エヴリアリ(1973)に代わり)
《アンコール》
♪武満徹(編曲):ゴールデン・スランバー
♪ジョン・ケージ:ノクターン[ヴァイオリン:甲斐史子]
♪エリック・サティ:ジムノペディ第1番
稲木紫織さんの投稿 https://www.facebook.com/shiori.inaki/posts/4223154814450192