島尾敏雄とヤポネシアについて調べるために借りた本『島尾敏雄とミホ : 沖縄・九州』の中に、島尾と図書館に関する文が二つ載っていました。
作家活動と図書館運営 : 奄美大島における島尾敏雄の場合 / 早野喜久江
1.はじめに
2.島尾敏雄が目指した図書館
3.鹿児島県立奄美図書館の歴史
4.おわりに
【島尾伸三、志村有弘編『島尾敏雄とミホ : 沖縄・九州』(鼎書房、2015)p173-184】
ヤポネシアと図書館長 : 南島における島尾敏雄の一断面 / 井谷泰彦
【島尾伸三、志村有弘編『島尾敏雄とミホ : 沖縄・九州』(鼎書房、2015)p185-193】
二つの文とも島尾の図書館長としての活動を活き活きと伝えています。とくに井谷氏は、図書館長として離島に本を届けるため広く活動したことが、ヤポネシア構想に繋がっていると指摘しています。また井谷氏は次の書籍でも島尾の活動を紹介されていました。
図書館人物伝 : 図書館を育てた20人の功績と生涯 / 日本図書館文化史研究会編
日外アソシエーツ, 2007
<日本人篇>
「道の島」に本を担いで : 奄美の図書館長・島尾敏雄 / 井谷泰彦
http://www.nichigai.co.jp/sales/tosyokanjinbutsu.html
- 島尾敏雄とミホ 沖縄・九州〔鼎書房〕