Kadoさんのブログ

日々のあれこれを綴ります

築地市場見学記

f:id:lucyblog:20141222110050j:plain 12月22日月曜に築地の市場へ初めて行った。地下鉄大江戸線築地市場駅を出ると、すぐに築地市場正門がある。トラックが出入りする大きな入口。午前11時だったので中へ行く人よりも仕事を終えて出てくる人の方が多い感じだった。入り口に置かれた地図と注意書きのパンフには「ここで行われていることは、ショーではなく、ビジネスです。皆さんは、ここで働いている人たちを尊重し、彼らのビジネスの支障にならないようにしてください。」と日本語、英語、ロシア語、中国語、韓国語で書かれていた。朝9時からは一般の人も見学に入れるとのこと。
 早速中へ入り、まず野菜の市場へ行く。築地は魚だけで野菜は大田市場へ移ったと思い込んでいたが、野菜の市場もちゃんとあった。見学できるのは「青果仲卸業者売場」のコーナーで、何十軒もの仲卸業者が店を広げていた。ここへ小売業者、つまり町の八百屋さんが買い付けに来るのだ。もう取引の時間は過ぎているのか、見学の人たちと行き違う。おばさんが多い。中国語も聞こえる。アメリカ人らしき親子連れもいた。荷物を運ぶ電動の小型車がひっきりなしに行き交う。市場の人たちは皆見学者に優しい。
 魚市場の方へも行く。こちらも入れるのは「水産仲卸業者売場」のみ。青果より3~4倍広い敷地に業者が並んでいる。水で道路を洗っているのか路面は水浸し。見学者も購入できるらしく、新鮮な水産物がたくさんならんでいた。値段は特に安いわけではない。
 f:id:lucyblog:20141222120411j:plain 一通り見たところで隣の「魚がし横丁」へ移動。こちらは市場で働く人たちのための飲食店がずらりと並んでいて、見学者もたくさん行列を作っていた。長い列はどこも魚介の店で、列が無いのはトンカツ屋。そこへ入ってアジフライ定食を食べた。場外市場ものぞいてみたら、年末の買い出し客でごったがえしていた。
 帰ってからネットであれこれ調べてみると、東京都中央卸売市場には全部で11の市場があり、築地と大田の他にも北足立、足立、板橋、豊島、淀橋、葛西、世田谷、多摩ニュータウン、そして食肉の市場があることがわかった。大田市場の青果は秋葉原にあった旧神田市場が移転したのだった。築地の豊洲移転についても情報が載っていた。
 
東京都中央卸売市場>見学のご案内
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/kengaku/