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Kadoさんのブログ

日々のあれこれを綴ります

ユン・チアンの本

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 夏休みに入り、蔵書を端から整理していると、ユン・チアンの本がでてきました。『ワイルド・スワン』と『マオ』、両方とも上下2巻ずつの大部の作品ですが、一気に読んだのを思い出しました。
 『ワイルド・スワン』上・下(土屋京子訳、講談社、1993)は1996年の第44刷が手元にあるので、18年前頃に読んだのですね。著者ユン・チアンは1952年生まれ、著者の母は1931年生まれ、祖母は1909年生まれで1969年に没しています。3代の目から描かれた中国現代史でした。パール・バックの『大地』は昔読んだ覚えがありますが、それは1931年の作品であり、それ以降の壮絶な現代史が『ワイルド・スワン』の舞台なのでありました。
 10年ほど後に同じくユン・チアンと夫ジョン・ハリデイの共著『マオ:誰も知らなかった毛沢東』上・下(土屋京子訳、講談社、2005)が出たので、早速読みました。手元の本は2006年の第8刷です。こちらは毛沢東(1893~1976)の生涯をさまざまな資料と証言を駆使して描いたものでした。この本は賛否が大きく分かれているようですが、巨象を描くには一筋縄ではいかないでしょう。いずれにせよ現代中国の成立と文化大革命の内実について、ひとつの見方を知ることができました。
・付箋を貼った箇所のメモ:上巻p377、490、501、514、538

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